タイフーイベント

【craft × craft beer 日本の伝統工芸と台湾ビール】

日本と台湾の文化交流にはじまりクラフト(技術)を高め合ってつくる器とビールの共同プロジェクトにより、日台が交わる4日間限定のイベントがコトモノミチにやってきます。
福島県の伝統的工芸品「大堀相馬焼」と台湾のクラフトビールメーカー「臺虎精釀」(読み:タイフーブルーイング)が出会い、食と器の文化的交流にとどまらず、同じ作り手同士交わり、お互いの国や文化を尊重し、関係を深めていきました。
その中で、大堀相馬焼はその特徴の一つである「二重焼き」を活かし最適な温度を保ち美味しく飲めるビアタンブラーを制作。
臺虎精釀は、福島県の日本酒づくりの特徴である麹菌を活かした新たなクラフトビールを醸造。
東日本大震災を経て復興しつつある大堀相馬焼の特徴である「二重構造」という独特の伝統技術、と臺虎精釀の醸造技術と晩酌文化、2つの国の「器×食」の飲食文化交流を通し、窯元と醸造の"ものづくり職人"同士の技術の磨き、融合しながら、一年かけて商品を開発しました。
コトモノミチでは、そんな「福島×台湾」を記念し、展示販売会を3日間限定で開催致します。 みなさま、ぜひ足をお運び下さいませ。

※福島・伝統工芸「大堀相馬焼」と台湾・クラフトビール「タイフービール」の説明は、ページ下記にて詳細を載せています。

coto mono michi ivent【壱】

【福島・台湾をつなぐオンライントークイベント】
福島の伝統的工芸品「大堀相馬焼」と台湾のクラフトビール「TAIHU BREWING」。普段交わる事がない2カ国のcratt(クラフト)がお互いの強みを活かし、「タンブラー」と「ビール」を作りました。 2月25日の日本での販売を記念し、オンライントークイベントを開催致し、現地台湾と日本をオンラインで繋ぎます。台湾ビールの製造秘話、福島伝統工芸の大堀相馬焼の現状など、ふたつのcraftの「ものづくり」の面白さをうかがいます。 またPeatixの事前予約で、「TAIHU BREWING」ビールや「タンブラー」含めた晩酌セットは、事前に家にお届けも可能。家でタンブラーでビールを飲みながら、気軽く2カ国の新たなcraftの誕生秘話をお楽しみください。


【概要】〜日本の伝統工芸と台湾ビール 2カ国のクラフト オンライントークイベント〜
【日程】2022年2月25日(金)
【時間】19:00-20:30
【参加方法】下記のPeatixでご予約下さい。ご予約者の方にzoomアカウントをお送り致します。
【参加コース】※要予約制
1:オンラインZOOM無料視聴のみご参加コース。
2:事前お届け「TAIHU BREWING」ビール:ビールを事前お届け、 家で飲みながらオンラインのトークイベント参加コース。
 a.TAIHU BREWING 1本 (ビールはTAIHU IPA)
 b.TAIHU BREWING 4本 (ビールはTaihu IPA、Taihu Kumquat、Long Island Iced beer、Tomato Plum Gose)
3:事前お届け「晩酌セット」:タンブラー&ビール&おつまみのセットを事前にお届けし、フルセットでオンライントークイベントに参加コース。
3つのタンブラーの種類から1つ選べます。ビールはTAIHU IPA1本。おつまみは伊豆わさびピスタチオを1つお届けします。
※伊豆わさびピスタチオ:静岡県産わさびを使用し、ツンとやみつきな辛さ。お酒のおつまみに、スナックにピッタリです。
【申し込み】

 
https://coto-mono-michi.heteml.net/coto-mono-michi.jp/store/pc/detail/taihu_soumayaki/taihu/wninny/namedaruma.jpg

参加事業者:Taihu Brewing Head brewer:Winnie氏
タイフーイベント

陶徳窯10代目:陶正徳氏
タイフーイベント

coto mono michi ivent【弐】

【大堀相馬焼×TAIHU BREWING コラボレーション記念 】coto mono michi 店頭イベント

【日時】2/25(金)〜28(月)4日間開催
【開催場所】
・coto mono michi at TOKYO(〒130-0002 東京都墨田区業平4-7-1 1F) 12:00〜19:00 ※火・水定休 TEL 03-6427-6648
・COTO MONO MICHI AT PARK SIDE STORE(〒550-0003 大阪市西区京町堀1-15-23-1F) 11:00〜19:00 ※不定休 TEL 06-6459-0366

「大堀相馬焼×TAIHU BREWING」コラボレーションを記念して、コトモノミチ 東京/大阪 2店舗で特別なキャンペーンイベントを開催します。福島の工芸と台湾クラフトビールを感じられる4日間限定です。ぜひこの機会に足をお運び下さい。

 

 

  1. 「大堀相馬焼ビアタンブラー、お買い上げプレゼントキャンペーン」
    上記期間中に「大堀相馬焼のビアタンブラー」をお買い上げの方
    に陶徳窯さんの作る"福島県の形をしたカトラリーレスト"をプレゼントします!
  2. タイフーイベント
  3. 台湾クラフトビール「TAIHU BREWING」の作るオリジナルクラフトビールを飲もう!
    「TAIHU BREWING」が誇る4つのビールをコトモノミチ 2店舗で期間限定でテイクアウト販売します。
    定番のIPAや台湾らしいトマトやレモンフレーバーのエールビールなど、一度は味わってみたい台湾クラフトビールをこの機会に試してみてください。
  4. タイフーイベント
  5. 「TAIHU BREWING」オリジナルグッズ販売。
    「TAIHU BREWING」のオリジナルグッズの中から「トートバッグ」「栓抜き」「エコバッグ」を数量限定販売します。虎のロゴがおしゃれ、台湾グッズ好きにはぜひ手に入れていただきたいアイテムです!
    タイフーイベント

 

窯元紹介

福島大堀相馬焼・窯元紹介

 

福島県浪江町大堀地区に伝わる「大堀相馬焼」は、江戸時代に始まり300年以上の歴史を持つ伝統的工芸品です。貫入(ひび割れ) 、二重焼き、駒の絵などの特徴を有し、町民はもちろん地域のみなさまに広く親しまれてきました。2011年3月の東日本大震災と原発事故により23軒あった窯元はすべて町外へ避難を余儀なくされましたが、現段階で11軒の窯元は各地で窯の再興を果たしています。今年度、海外のクラフトビールブランド臺虎精釀と出会い、食文化や器文化、ものづくりといった異文化交流から始まり、プロダクトコラボレーションという枠を超えた新たな可能性を挑戦した4窯元をご紹介致します。進化していく大堀相馬焼の姿を日本国内だけではなく海外にも発信し、伝統工芸の在り方を見つめていきます。

陶徳窯 10代目 陶正徳


福島県双葉郡浪江町で300年以上続いてきた窯元「陶徳(すえとく)代表・陶正徳」 現在は郡山市で事業を再開。「陶」という名前で代々続いてきた大堀相馬焼の技術を受け継ぐことと、伝統を活かしつつアレンジし、今の時代にあった作品を伝承していきます。
伝統の青ひび釉薬の成分を調整して、ライトグリーンのマット風にリアレンジした陶徳窯の代表的なオリジナル釉薬と、大堀相馬焼の伝統な墨入れの技法で、黒いひび模様をつけた白いマット風の貫入釉薬の2つをかけ分けした、オリジナリティのあるビアタンブラー。釉薬の間から見えるピンク色の土の部分は、臺虎精釀の虎の模様や大堀相馬焼のシンボルである馬のたてがみをイメージしたデザイン。フォルムはひょうたんをイメージしています。中は二重構造でビールをちょうど良い温度のまま楽しめます。すべて一点物で異なる表情をお楽しみいただけます。

京月窯

近徳 京月窯 15代目 近藤京子


今から300有余年前の元禄年間に「陶工7人衆」の一人として陶芸の道に慎み、後の大堀相馬焼の礎を築き上げた京月窯。現在まで受け継がれ、第15代目の窯主を初の女性窯主として継承。女性の視点ならではの生活に密着した「遊び心」を取り入れた作品が特徴です。
京月窯の独自の釉薬シリーズはどれも美しい色合いが特徴です。今回は、京月窯独自の釉薬シリーズである「紫彩釉」と「天平の甍」の釉薬を掛け合わせ、独特の色合いに仕上げました。縦に流れる釉薬で臺虎精釀の虎の模様と、大堀相馬焼のシンボルの馬の毛並みを表現したビアタンブラーを作りました。ひょうたんの形をイメージした曲線的なフォルムが女性的で美しく、中は二重構造でビールをちょうど良い温度のまま楽しめます。釉薬のかかり方はひとつひとつ違うため、一点ものの表情を楽しむことができます。

あさか野窯

あさか野窯 初代 志賀喜宏


浪江町で先祖代々の家業として受け継ぎ16代目。長い伝統の中で、移住を余儀なくされ郡山へ移し“あさか野焼”と名付け初代窯主として作陶を再開。伝統の技術と屋根瓦の産地である郡山の土で新しい作品を手がけられています。
今回はそんな郡山の土を使って、空気穴のない「完成密閉二重構造」のビアタンブラーを作りました。この技術はあさかの窯でしかできない技術で、ビールをちょうど良い温度のまま楽しむことができます。ひょうたんの形をイメージしたフォルムに、臺虎精釀の虎の模様と大堀相馬焼のシンボルである馬の毛並みをイメージした模様を全体に施した、インパクトのあるデザイン。地方の素朴さを伝えてくれる内側の土のざらざらとした質感は、ビールの泡立ちをよくしてくれます。

いかりや商店

いかりや商店 13代目 山田慎一


浪江町で13代目続いた窯主。震災後、白河市に移転し新しい土地で作陶を再開。大量生産ではない大堀相馬焼の魅力を伝えるために、県外や若い人のインターンを受け入れ伝統技術が途切れないよう伝播する役目を自ら担っています。
白いフォルムに貫入が入った「白相馬」は、いかりや商店が大堀相馬焼の伝統技法を生かしつつ、洗練された印象にアップデートしたオリジナルシリーズ。今回はそんな白相馬をベースに、二重構造でビールをちょうど良い温度のまま楽しめるビアタンブラーを作りました。中央に引かれたブルーのラインは、臺虎精釀の虎の「大胆不敵さ」と大堀相馬焼のシンボルである馬の駆け抜ける勢いを表現。この青い色は「ヒワ呉須」という顔料で白相馬との組み合わせは新しい試みです。ひょうたんの形をイメージしたくびれが特徴的な、どこか愛嬌のあるビアタンブラーです。

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臺虎精釀(タイフーブルーイング) Taihu Brewing

 

「大堀相馬焼」発祥の福島県との出会いにより、福島県の豊富な土壌・農産物に着目。また日本酒の金賞を何度も受賞した町であることから、タイフービールのヘッドブルワー、Winne氏は今回のプロジェクトで「福島の日本酒」をイメージし、ビールの醸造法で今回のコラボビールを製作。日本酒のような甘い米の香りを引き出すために、台湾の最高級米・池上米と日本酒米麹を使用し、100%自然発酵でこのさわやかで重層的な香りを表現したビールを造りました。日本での本格販売は4月からTAIHUTOKYOで販売予定です。

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臺虎精釀(タイフーブルーイング)


臺虎精釀(タイフーブルーイング)は、クラフトビールを愛する若者たちによって2013年に台湾で設立されました。ローカル文化が織りなすクリエイティビティを通じて世界と繋がり、アジアのクラフトビールのルネサンスを起こしている台湾発のクラフトビールブランドです。台湾のローカルフード、素材を大切に使用した味わいが特徴です。情熱的でエネルギッシュなタイフーチームは、常識に挑戦し続け、ビールの多様な味わいを大胆で活気に満ちた魅力的な見た目で表現するとともに、様々な分野で一緒に探求する仲間を求め、想像を実現させることをモットーにしています。
日本初出店の神楽坂「TAIHUTOKYO」では台湾の風土料理とクラフトビールを提供し、快適でユニークなティスティング体験をもたらしています。