贈りもののマナーと作法　第2回「熨斗紙の表書きと名前の書き方」

相手を敬う気持ちから生まれた「礼儀作法」。
日常生活における「正しい礼儀作法」と聞くと何となく堅苦しい印象がありますが、礼儀作法とは、ただ決まり事を守るということではなく「人を大切に思う心」が根本にあり、相手を敬う気持ちから生まれたもので、先人が長い歴史をかけて培ってきた人間関係を円満にする知恵なのだそうです。
そう考えると、礼儀作法について学んでみたい気持ちになりませんか？今まで「何となく知っているけど、人に説明するにはちょっと自信がない。」そんな贈りもののマナーをこれから数回に分けてご紹介いたします。
今回は第２回目として、コトモノミチのオリジナル熨斗紙のご紹介と表書きと名前の書き方についてご紹介いたします。

コトモノミチのオリジナル熨斗紙について

当店でご用意している熨斗の種類は下記の通りです。各熨斗「御祝」「御結婚祝」「御引越祝」「御出産祝」「内祝」の文言をお選び頂けます

熨斗の表書きの書き方

・毛筆で書くのが正式です。万年筆、ボールペンは避けます。
・楷書が一般的です。
・上段に表書き、下段にやや小さめに氏名を書きます。
・文字は、熨斗や水引にかからないように書きます。

お名前の書き方

［　個人名のみの場合　］	［　ご夫婦連名の場合　］	［　連名の場合　］
フルネームが原則となっていますが、目下の方への進物の場合は姓だけで構いません。	まず夫の名前をフルネームで、右側に書きます。そして夫の左側に、妻の名前を夫の名前の高さと合わせて書きます。	・連名の場合、地位、年齢の高い順に、右から書き入れます。 ・三名以上の場合は、代表者一名の名前と、その左側に少し小さく外一同と書き入れ、中に、地位、年齢の高い順に右から書き入れた紙を添えます。
［　住所・会社の肩書きを入れる場合　］	［　引出物の場合　］	［　引菓子の場合（披露宴の後でお土産として配る引菓子用）　］
名前を中心に書くので、少し右に小さめに会社名を記入し、フルネームを書き入れます。	新郎：事物さん、新婦：物道さんの場合、新郎の姓を右に、新婦の姓を左に書き入れます。	新郎の名前を右、新婦の名前を左に書き入れます。

割とご利用が多いと思われる、熨斗紙の表書きと名前の書き方をご紹介いたしました。次回は「贈りものの時期と贈り方」をご紹介します。

コトモノミチのお祝い事へのおすすめ商品

［　ご結婚祝いに　］

［　ご出産祝いに　］

「Towelie Towelie（タオリータオリー）」    箱入り2個セット  4000円 (税込4,320円)  商品詳細ページ

ご出産祝いに人気のTowelie Towelieに、箱入り２個セットが出来ました！ 「御出産祝」の熨斗を付ければ少し改まったギフトにもなります。
男の子用には「どうろ」「すうじあわせ」が人気です。女の子用には「ままごと」「かたちあわせ」が人気です。「あみだくじ」や「めいろ」は男の子用にも女の子用にも人気の商品です。