「匣庭」は各産地の特徴を活かして作る、園芸鉢のシリーズで、
岐阜県土岐市の美濃焼の窯元と協業で生まれました。食器の製造技術を活かし、寄せ植えなどを楽しめる園芸用の浅鉢を作りました。ひとつひとつ丁寧に作り上げており、食器を製造する窯元ならではの商品に仕上がりました。
手のひらサイズの庭
日本最大の焼き物の産地として知られる岐阜県土岐市。
美濃焼の文化と受け継がれてきた食器の製造技術に新たな息を吹き込み、園芸鉢として「匣庭」が誕生しました。
細やかな仕事で、インテリアにまで優しい肌ざわり。
これまでの器の形状を活かした、食器メーカーならではの形に仕上げ、
ひとつひとつを丁寧に作りあげています。
鉢の底はうつわの裏側を整えるためのハマ擦りという技法で仕上げられているため、家具やテーブルを傷つける心配なくご使用いただけます。
食器メーカーだから実現できる細やかな仕事
国産の陶器で作られた鉢には珍しく、底には穴が空いており、手間ひまかけて仕上げられています。
穴が空いていることで水はけが良く、根腐れを起こしづらくなっています。
些細なことに気を配り、植物を大切にする工夫が隠れている鉢植えです。
伝統的な美濃焼の味のある鉢に、自分だけの庭づくりを楽しんでみてください。
サイズ | 鉢:直径約125mm × 約60mm、受け皿:直径約115mm × 約15mm、セット:直径約125mm × 約70mm |
パッケージサイズ | 横130mm × 縦138mm × 高さ80mm |
重量 | 鉢:約305g、受け皿:約90g、セット:約395g |
素材 | 陶器 |
- 釉薬などにより、ひとつひとつに若干の違いがございます。
産地紹介
INTRODUCTION
岐阜/土岐
美濃焼は岐阜県東部に位置する東濃地方(多治見・土岐市・瑞浪市あたり)で主に生産される陶磁器のことを指します。その歴史は深く、1300年以上とも言われています。
伝統的なものとしては独特の深い緑色を配した織部焼やほのかな薄紅色で気泡を生かしたの志野焼が有名ではありますが、『特徴がないことが特徴』といういわれもある程、表現方法が多岐に渡っています。和洋食器だけでなく、タイルを合わせても国内のシェアの半分以上を占めるほど流通しており、窯元・作家・量産工場など幅の広い生産が行われている焼き物です。