貫入と釉薬の新しい表情を追求したマグカップ。
1点1点おつくりしているため、写真とお届けする作品の表情が違ったものになる事をご了承くださいませ。
大堀相馬焼の新しい可能性に、常にチャレンジし続けている陶徳窯では 、陶器の一部分の貫入模様を目立たせたり 、白くてマットな釉薬と大堀相馬焼の伝統的な緑色の釉薬の二種類をかけ分けするなど、新しい表情を追求するアート作品のような5種類のマグカップを作りました 。
貫入模様は大きさや入り方をコントロールするのが難しいため、一点ずつ表情が違います。
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大堀相馬焼
大堀相馬焼は福島県浪江町大堀地区に伝わる伝統的工芸品で、 町民はもちろん地域のみなさまに広く親しまれてきました。
青磁釉という青みのある透明なガラス質で表面を覆っており 「青ひび」と呼ばれるひび割れ模様が入っていいます。 青磁釉の主な原料である砥山石は、この産地のみで採れる原料です。 大堀相馬焼は、この青ひびと、二重の構造になっていること、 走り馬の絵が描かれていることの三つが、大きな特徴と言われています。
歴史
大堀相馬焼は、江戸時代初期(1690年)に 作り始められたと言われています。 当時その地方を治めていた相馬藩が、焼き物作りを保護、育成したため、 江 戸 時 代 末 期 に は 1 0 0 余 りの 窯 元 が 並 ぶ 、 東北地方で一番大きな産地になりました。 2011年3月の東日本大震災と原発事故により、 23軒あった窯元はすべて町外へ避難を余儀なくされましたが、 一部の窯元は各地で窯の再建を果たしています。
サイズ | 飲み口直径75mm × 高さ85mm |
素材 | 陶磁器 |
- 電子レンジは使用可能です。食洗機も使用可能ですが、他の食器と一緒に洗ったときに、ぶつかって破損するおそれがあるため推奨いたしません。
ブランド・企業紹介
INTRODUCTION
陶徳窯
陶徳(すえとく)10代目の陶正徳さんは現在郡山市で事業を再開。
「陶」という名前で代々続いてきた大堀相馬焼の技術を受け継ぐことと、地域に根ざし、異業種とのコラボレーションにも積極的に取り組むことで、大堀相馬焼のクリエイティブな可能性を切りひらいていきます。