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陶器の集い

〜coto mono michi 『陶器の集い』〜

昨年大好評だった、陶器の集いが帰ってきました!コトモノミチ2店舗で、8県14の窯元やメーカーの焼き物、合計500点が集まります。少しずつ産地での陶器市が実施されるようになりましたが、まだまだ現地まで直接足を運ぶ事が難しい昨今。東京と大阪にいながら他産地の器に直接触れられる「陶器の集い」を開催します。一部、正規価格では販売出来ない(傷などがある)“B品市”も同時開催致します。
コロナ禍で今まで地方各地に行く事が難しかった現在、他産地の器に触れることができる貴重な機会です。
東京店と大阪店で、見る事ができる窯元や作家の作品が異なるのも見所のひとつです。

陶器の集いONLINE

『陶器の集い 〜コトモノミチ で触れる日本各地の器たち〜 』

【日程】10/2(日)-10/30(日)
【開催場所】
coto mono michi at TOKYO 
〒130-0002 東京都墨田区業平4-7-1 1F
12:00〜19:00 ※火・水定休 TEL 03-6427-6648

COTO MONO MICHI AT PARK SIDE STORE
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-15-23-1F
11:00〜19:00 ※水定休 TEL 06-6459-0366

参加事業者:出店者:【愛知県】三峰園窯【大阪府】由希製作所【東京都】CRAFTAL【岐阜県】山田晋一朗【京都府】蘇嶐窯、晋六窯、八木美詠子、洸春窯、陶 luonto、前田麻美、金井悠【岡山県】鳴瀧窯【鳥取県】玄瑞窯 【熊本県】岱平窯※順不同

様々な産地、窯元から取り揃えていますので器には数限りがあります。一点一点の器との一期一会を楽しんでください。


※東京店と大阪店ではお取り扱いの作家・窯元が違います。一部両店舗で扱う品もございます。
商品画像商品画像

参加窯元紹介



愛知県
三峰園窯

三峰園窯 6代目 加藤達伸


プロフィール

三峰園窯は“せともの”の瀬戸市の赤津地区にあります。 赤津は多様な瀬戸焼の中でも織部や黄瀬戸、御深井などの多彩な釉薬による陶器がつくられ、手の仕事が多く現在に続いている地区です。
その中で三峰園窯は6代続く窯元でロクロやタタラなどの器を全て手づくりし、器で日々の食事に楽しさを添えられたらと想いながら製作しています。


作品の特徴

6 代にわたり受け継がれてきた技法を大切にすべての器を手づくりしています。 瀬戸の優れた陶土をつかうことで、欠けにくく丈夫で使い勝手の良い器は、どんぐりの笠から取った栃渋をつかった仕上げによる細かい貫入で、料理と馴染みのよい風合いに。食器棚から出して最後に洗ってしまうまでを意識し、和にも洋にも馴染むサイズとデザインで、毎日使いたくなる器を目指し作くっています。

大阪府
高橋由希絵

由希製作所 高橋由希絵


プロフィール

常磐会短期大学 幼児教育科卒業
京都府立陶工高等技術専門校卒業
花器製陶会社に勤務
現在大阪京橋で作陶


作品の特徴

土に彫り模様を施し淡い色彩の透明感のある釉薬を掛けています。
細かな模様と釉薬の貫入が交差し複雑な模様を出しています。
パステルカラーで繊細で柔らかなイメージ、丸みのある手に馴染む形を意識して製作しています。

東京都
CGJ

CRAFTAL(クラフタル) 堀田 卓哉


プロフィール

CRAFTALでは日本全国の和食器を組み合わせて利用することができます。 故郷の和食器も好きな旅行先の和食器も、あなたの生活にあった組み合わせでをお楽しみいただけます。


作品の特徴

日本全国の産地を横断して、和食器をセレクト。取扱商品も窯元の作品から個人作家の作品まで幅広い食器を提供します。

岐阜県
山田晋一朗

山田晋一朗


プロフィール

岐阜県土岐市出身。
愛知県立窯業高等技術専門校を卒業後、多治見市陶磁器意匠研究所を修了して以来20年以上器作りをしています。
近年では「G20 愛知名古屋外務大臣会合」の会食にて酒器が使用され、また日本最高級車レクサスが扱うセレクトカタログ「レクサスコレクション」にやきもの作家として初めて掲載されました。


作品の特徴

美しさと使いやすさを追求した白磁器
磁器の中でもより白い青白磁を使って、透き通るような作品を目指して制作しています。 一般的に磁器は硬いイメージですが、私は妖艶な曲線で柔らかな表現をしています。 特徴の一つであるゆらぎのフォルムを楽しんでください。

京都府
蘇嶐窯

蘇嶐窯 涌波隆


プロフィール

蘇嶐窯は京都・清水焼と福岡・小石原焼に伝わる技術をそれぞれ受け継ぐ職人が夫婦で作陶しています。 互いの技術を融合し、茶道具から食卓の器、ceramic jewelryまで幅広いラインナップを手がけています。 美しさと機能性を兼ね備えたうつわで、新しい「伝統」への向き合い方を提案していけたらとろくろに向かう日々です。


作品の特徴

2色の釉薬の重なりから生まれる色合いを楽しめる小鉢と大きめのカップ(ウイスキーのロックや水割りにも活躍)

シンロクカマ

晋六窯 京谷 美香


プロフィール

晋六窯は、現代表の祖父・辻晋六氏が1932(昭和7)年に京都市山科区に築窯したのが始まり。 現在は左京区岩倉で製造・販売に加え陶芸教室も開いています。 「民芸」の大らかさと素朴さ、そして京焼の優雅さを併せ持った陶器の製作を心がけ、 一つ一つ手作業で、その時代時代に受け継がれていく器を制作。 中でも、オリジナル商品「ペリカン急須」は、お茶をより美味しく飲むために考案された独特のデザインで、 ペリカンのように広げた大きな口のおかげで、番茶でも茶葉を詰まらせることなく注ぐことができると、50年以上にわたり愛されている。


作品の特徴

創業者辻晋六から受け継ぐ、民芸の良さとオリジナリティのある商品を制作。 日々の暮らしに寄り添い、人々の生活に根付き受け継がれていく器づくりを心がけている。 その中でも「ペリカン急須」は半世紀以上ご愛顧頂いているオリジナルの急須。 急須の中で茶葉が十分に広がっても、注ぎ口に数多くの穴を開け、スムーズに最後の一滴まで注ぎ切れるように、創業者の祖父、辻晋六が考案した急須。

八木美詠子

八木美詠子


プロフィール

京都府立陶工高等技術専門校図案科で絵付けを学び、京焼・清水焼窯元にて 絵付けの仕事に従事。京都市産業技術研究所にて成形、釉薬等を学び、東山にて開窯 職人の仕事もしながら自分の品物も制作しています。 2002年 京都府立陶工高等技術専門校 図案科 修了 2010年 京都市伝統産業技術者研修陶磁器コース本科 修了 2013年 東山区に開窯


作品の特徴
主に磁器に絵付けをした器を作っています。 絵付け職人としてスタートしたので染付や鉄絵などの下絵付けと カラフルな上絵付け・交趾などバリエーションの豊富さが特徴です。 釉薬や絵具にはこだわりがあり、描きたいものや素地に使う磁土にあわせて 透明(白)でもその白さが映えるもの、少し滲むものなど自分で調合して使い分けています。
takashima

洸春窯 高島 慎一


プロフィール

1943年京都・東山にて初代洸春が独立・開窯 初代は染付の絵付け(白地に藍色)を得意とし、食器を中心に作陶する。 二代目洸春は色彩豊かな交趾の技法を確立し、食器をはじめ、茶器や花器なども手がけた。 現在三代目が継承し、交趾のほか、粘土をペースト状に水で溶いたものを袋から絞り出して 立体的に描画する「いっちん」の技法を中心に食器にとどまらずタイルや手洗い鉢、 照明器具などの建築分野にも積極的に商品提案をしている。


作品の特徴

いっちんを施した商品は独特の手触りが特徴です。 手作りならではの感触をお楽しみいただければ嬉しく思います。 マットな釉薬を施したものはシンプルに仕上げることでシーンを選ばず普段使いにぴったりです。

yamaguchi

陶 luonto 山口 直人


プロフィール

30代で脱サラ後京都にて作陶しております。 luontoとはフィンランド語で自然と言う意味です。 自然のように使う人に寄り添うような作品作りを心掛けています。


作品の特徴

藁灰釉や織部釉を使った民芸風の素朴なやきものを作っています。

前田麻美

前田麻美


プロフィール

京焼・清水焼で知られる焼き物産地の京都の窯元にて修行した後、京都市に築窯、独立。うつわは磁器土を用い、土練にはじまりロクロやタタラ成形、削り、打ち込みやイッチンといった装飾技法、釉薬の調合や釉掛け、窯入れなどさまざな工程をひとつひとつ手作業で丁寧に行っています。『イッチン』とはチューブ型の筒に泥漿(土を水で溶いたもの)を入れて絞り出す技法を指します。泥漿を使うため表面に凹凸ができ、立体的な装飾が可能となります。また『打ち込み』とは石膏や土で作った型に素地を押し付け、模様や形をうつす技法です。


作品の特徴
磁器土を用いて、イッチンや打ち込みという技法を主に使用しています。
kanai

金井悠


プロフィール

1984年兵庫県生まれ 2009年京都精華大学修士課程陶芸専攻修了 2008-2013年まで「contactGonzo」のメンバーとして活動。 身体を激しく接触させるパフォーマンスやインスタレーションを軸に、 六本木森美術館やMoMaなど国内外の美術館、劇場等で発表する。 2014年か自身の活動を再開。現在は京都を拠点に「出土した玩具」をテーマに制作している。


作品の特徴
技法を色々と実験しています。
岡山県
narutaki

鳴瀧窯-narutaki- 安藤 騎虎


プロフィール

1977年 横浜生まれ。  備前陶芸センター修了後 橋本和哉氏に5年間師事。 2008年 独立 田部美術館「茶の湯の造形展」、岡山県美術展覧会 入選など。 2016年 LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2016年度「匠」に公募枠にて選出 2017年 「鳴瀧窯-narutaki-」展開の1人用備前焼コーヒードリッパー「nagom」 全国伝統的工芸品公募展「若手奨励賞」受賞
2020年 JETRO事業「TAKUMI NEXT 2020」選出
2021年 「TAKUMI BORDERLESS」参加・出展 日常使いの器としての備前焼をもっと広めたいとの想いから、 2014年よりプロダクト展開の「鳴瀧窯-narutaki-」を立ち上げ、個人名とのダブルネームで活動中


作品の特徴
日本六古窯に数えられ、800~1000年の歴史を繋ぐ無釉焼き締めの器。 narutaki は、土そのものの風合いを生かした原始的な焼き物である備前焼を、 もっと日常に取り入れてもらいたいと、食器に特化したブランド展開を行う
鳥取県
narutaki

玄瑞窯 芝原 信也


プロフィール

2000年因幡国府焼、田中幸成氏に師事後、2009年1月に玄瑞窯を開窯。
2016年10月、地元鳥取の砂丘と青空スターバックスコラボマグカップsakyu発売。 地元、鳥取のシンボルである鳥取砂丘と、海の色をイメージして、作陶。
2021年7月スターバックスリザーブ ロースタリーコラボマグ JIMOTOmade +鳥取マグ玄瑞窯架け橋販売開。 因幡の里で陶芸に出合い、師をはじめ、多くの人々のあたたかさと出合い、そのあたたかさをたくさんの方に感じていただけるよう、土に想いを込めて作陶。日常の器をメインに、地元の美しい色(夏の海や梨の色等)や温かさを形に取り入れながら制作している。


作品の特徴
地元鳥取のきれいなところを作品に取り入れて表現しています、代表作として夏の海の色を表現したシリーズがあります。
山口県
小代焼岱平窯

小代焼岱平窯 坂井博樹


プロフィール

1970年 初代・岱平 古小代発祥の地に思いを寄せて開窯。
同1970年 坂井博樹 熊本県生まれ。
1988年高校卒業後熊本県天草の窯元で修行。
1990年岱平窯に帰窯。
地元の土や自然由来の釉薬、又登り窯焼成にこだわり作陶を続けて現在に至る。


作品の特徴
地元、小岱山の鉄分の多い胎土に熊笹、ワラ、孟宗竹などの灰を原料とした自然由来の釉薬を使っています。又、作品は松、杉、檜を燃料にじっくりと焼き上げ、薪自体の灰が降り掛かり作品に美しい変化を生み出してくれます。 岱平窯では、ろくろによる成形と、登り窯での焼成によって器を作っています。 素朴で土の温もりが漂う作風を継承し、日々の暮らしの中でそっと寄り添うものづくりを心がけています。