弊社セメントプロデュースデザインは、広告やweb の制作を行うデザイン会社とし活動する中、各地域における町工場や職人との出会いの中で、小さな企業が直面する危機を見てきました。
その危機を脱するために自社の強みを生かしながら新たな商品作りの可能性を行い、アイデアとデザインと販売をサポートしながら、その企業の業績を上げ続けています。
「日本のモノづくりの課題を、互いに解決し合える方法はないだろうか」を常に考え、下請けの小さな町工場や職人でも、生き残る「手」を提案し続けています。
この本は、「生き残るための12の手」という実例 をテーマに、具体的な解決方法を踏まえ、「小さな企業が生き残る」術 をまとめています。日本の企業の約9割と言われる中小企業のための書籍です。
内容紹介
5年で売り上げを12倍に増やした例も!
苦境に陥った中小企業を再生させてきたデザイン会社の社長が“生き残り”ノウハウを伝授する。
優れた技術を持ちながら、メーカーの海外移転や後継者不足などの影響で危機に瀕している中小企業は少なくない。
今、オリジナル商品とそれを実現するデザインの力によって復活する中小企業が注目されている。仕掛けているのは、デザイン会社を経営する金谷勉氏。
金谷氏が手がけた成功事例を通して、中小企業が生き残るための方法を解説する。
主な内容
第1章 倒産・廃業のピンチから、生き残りの「手」を見つけた
第2章 会社や家業をつぶさず、生き残るためにとるべき「その手」
第3章 自分を知り、自分の強みを見つける「8ステップ」
第4章 下請けの小さな町工場や職人が未来を切り拓くには?
著者について
金谷 勉(かなや・つとむ)
1971年大阪府生まれ。京都精華大学人文学部を卒業後、企画制作会社、広告制作会社を経て、 1999年にデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」を大阪にて設立。
企業の広告 デザインや商業施設のビジュアル、ユニクロ「企業コラボレーションTシャツ」や星野リゾート、コクヨとの企画ディレクションなどに携わる傍ら、自社商品の開発・販売を行う。
2011年からは、全国各地の町工場や職人との協業プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、つながった工場や職人は500を超す。
経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに 取り組む活動は、テレビ番組『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列)や『NHK WORLD』(NHK)で取り上げられる。
各地の自治体からの勉強会や講演の依頼も多く、年間200日は地方を巡り、京都精華大学や金沢美術工芸大学でも講師を務める。
サイズ | 縦188mm × 横128mm × 厚み26mm |
重量 | 305g |
ブランド・企業紹介
INTRODUCTION
CEMENT PRODUCE DESIGN(セメントプロデュースデザイン)
大阪、東京を拠点にグラフィック、Web、プロダクトを手がけ、商業施設の広告デザイン企画や商品企画開発、ディレクションなど幅広くプロデュース。また自社プロダクトを企画、生産、流通まで展開し、現在は市場への流通を見据えた形での、日本の各地場産業との協業企画も積極的に進めている。